思春期の反抗期と家庭内暴力・ひきこもりの解決方法

軽度発達障害の息子を持つ母の苦しみながらも光をみつけた方法を紹介

子どもが家で暴れた時は警察を呼ぶべきか?

家で暴れた時にすべきこと
 

子どもが暴れだして暴力行為に走った時に、

本当に手に付けられなくなってしまうと

どうしていいかわかりませんよね。

我が家も本当に何度も迷いましたが

呼ぶことにしました。

経験を踏まえて参考にしてみてください。

 

警察を呼ぶべきかの判断基準

子どもと、ちょっとしたことから

いざこざが起きて、事が大きくなる時。

ゲームを取り上げたりした時など起きやすいですよね。

父親がいる場合、それを阻止しようと、父親が暴力をふるって、

最悪死傷事件に発展する危険があります。

我が家も、力勝負のところがあり、

最後には刃物が出てきたことがありました。

警察を呼ぶかの判断

  • 子どもが刃物を持ち出したり危険行為を始めた時
  • 子どもがものを投げるなどの暴力行為をしたとき
  • 子どもが父親や母親に暴力をふるいだしたとき
  • 暴れる子どもを阻止しようと、大人が子供に暴力をふるいたくなった時

 

最後の、”暴れる子どもを阻止しようと、大人が子供に暴力をふるいたくなった時”

には、特に注意してください。

事が大きくなるうえに、また同じことが起きた時に

さらに事態が悪化している可能性があります。

子どもにあざができていた場合に、

学校で先生が見つけた時に、通報して、児童虐待で逮捕された件が

身近でありました。

子どもと親の両方を守るためにも、

躊躇せずに連絡してください。

私の主人は、「警察を呼ぶなんて恥ずかしい」

と思っていましたが、

私は、「呼ばないと解決しない」

と思い、3度ほど呼びました。


近所の方も何が起きたのだと、

聞きに来ます。


しかし、遠慮することなく、警察を呼んでかまいません。

警察には、少年課の専門の警察官が見えます。

そういった方から、子どもに話をしてくれたり、

警察を呼ばれることで事態が多少好転することもゼロではありません。

 

警察を呼ぶという事が第一歩

それまで、きっと家庭内で子どもが暴れていることを

周りに知られることなく過ごしていたと思います。

どこに相談していいのか、

どうしていいのかわからない。

そんな状態が続いているのでしたら、

警察を呼ぶことで外へのSOSを発信することになり

今まで「家庭内」だった問題が「家庭外」に

問題が露出することになります。

それは恥ずかしいことではありません。

むしろ、一歩踏み出せたと思ってください。

「世間体が気になるから」

と思うかもしれませんが、

事態が悪化するよりも

解決に進みだしているという証拠です。



また、警察と児童相談所が連携をとっていることも多く、

そこから、児童相談所とのやり取りが続くことになります。
(我が家はそうでしたが、事前にも児童相談所にも連絡や相談はしていました)

警察もレアなケースではないので、

適切に対応をしてくださいます。

私個人としては警察官の思いやりと毅然とした態度に少しほっとした記憶があります。

ですので、警察を頼る選択をするのはお勧めです。


www.youtube.com

子どもへの伝え方

警察を呼んだ時に、

さらに子どもが暴れるかもしれません。

身の危険を感じたら、

外に出て待機してください。

特に御兄弟がいる時には危険が伴わないようにしてください。

警察を呼ぶことに、きっとお子さんは、

「警察に売られた」

と感じたり、逆上する可能性が高いです。

そんな不信感を子どもが抱かないように

「あなたのために警察を呼んだの」

「これ以上事態が悪化しないよう、あなたを守るために警察を呼んだの」

という事を伝えてください。

警察に親への不満をぶちまける事が多くあると思います。
(我が家もそうでしたが)

その言い分も後から、考慮して家庭内のルールが厳しすぎないかなどを

見直すきっかけにしてみてください。

 

親が子どもに暴力を振るってしまうケース

何より親が子どもに暴力をふるうと、

子どもが「暴力で何事も解決する」という

解決策を大人になってからも自分の子供にするようになります。

私の主人は、

父親に厳しい体罰を受けてきていたので、

私たちの息子にも同じことをして当たり前だと

思っている様子でした。

しかし、

「あなた(主人)は暴力や怒ることで子どもの問題を解決しようとしているけれど、

子どもが暴力や怒って解決しようとしている時に、

それは認めないでしょ?それは矛盾じゃない?

息子が大人になった時に、その解決方法しか知らずに

この子は子育てしていくんだよ」

と伝えました。


子どものころに親が虐待や体罰を受けて育った親は

自分の子どもへも同じ対応をして子育てをするといわれています。


社会人になっても、社会とのつながりの中で

「怒りや暴力でで物事を解決する方法」

をやめさせるには

親自身が模範にならなくてはいけません。


私の夫は私の厳重な注意から、少しづつ気付くようになり、

今ではほとんど子供を怒鳴りつけることがなくなりました。


そして、子どもも落ち着き、良い循環が生まれています。

<2023.4追記>

こちらの記事に毎日たくさんのアクセスが集まっているようです。

同じような苦しみから解放されたい、悩んでいるご家族のためにメールマガジンを始めました。少しでもお役に立てれたらいいなと思って立ち上げました。

現状から少しでも良くなりたい方、お話聞きます。

まずはご家族のケアが大事になります。

 

こちらからご連絡をお待ちしております。

家庭内暴力 こころの相談部屋 (my33p.com)

 

アルコール依存症の親は要注意


また、

アルコール依存症」の傾向にある親は、

子どもに暴力を振るいやすくなります。


理性が失われやすいため、感情コントロールができず、

いつもよりも事が大きくなりやすいです。



我が家も主人が深酒をした日に、

必ず子どもの態度が気に入らないと、

いつもよりも早く、そして激しく手を挙げて抑圧して、

子どもと父親の関係が悪化の一途をたどっていました。


我が家は、主人にアルコールをやめてほしいと伝えていましたが、

アルコール依存症の人に、

そのような発言をすると、依存症が悪化することがあります。

彼らは彼らで、依存する問題を抱えています。




私は、子どもの家庭内暴力と主人のアルコール依存症に悩んでいたので、

アメリカに行ったときに、アメリカの「断酒会」に参加しました。



「断酒会」とは、

アルコール依存症に悩む家族が集まる会です。

(これについては、また別記事で話をしていきたいと思います)

私は、それに参加して、

人生が変わるほどの感動と、感慨深さを感じました。

アルコール依存症というのは、明日やめれるものではありません。


日本でも定期的に断酒会を開催しています。

是非、調べて参加してみてください。

そのようなコニュニティーに属することを強くお勧めします。


家族が変わるきっかけをひとつづつ紐解いていきましょう。

<2023.4追記>

こちらの記事に毎日たくさんのアクセスが集まっているようです。

同じような苦しみから解放されたい、悩んでいるご家族のためにメールマガジンを始めました。少しでもお役に立てれたらいいなと思って立ち上げました。

現状から少しでも良くなりたい方、お話聞きます。

まずはご家族のケアが大事になります。

 

こちらからご連絡をお待ちしております。

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