思春期の反抗期と家庭内暴力・ひきこもりの解決方法

軽度発達障害の息子を持つ母の苦しみながらも光をみつけた方法を紹介

”家庭内で暴れる子供”どうすべきか?親が見直すべき ”4つ” のこと その①

家で暴れた時にすべきこと
 

 

家庭内で暴れる子供に対して皆さんはどのように対応していますか?

目の前で暴れる子供を見て怒りや失望を、恐怖を覚えますよね・・・

そして、どこに相談していいのかわからない・途方に暮れている・・・

そんな方は是非読んでみてください。

子供が暴れる理由には様々な状況とそれぞれの性格、

また、親の対応で変わりますが、

ここでは、一般的にまず子育てをする母親、父親が

どう対応するべきか?

ということを伝えていきます。

基本的にはご両親の対応が非常に大事になりますので、

何度もご自身を振り返りつつ読んでみてください。

1.✅子供はなぜ怒っているのか?を考えていますか?

2.✅暴れたり暴力を受けた時にそのまま要求を飲み込んでいないか?

3.✅子供が暴れた時に親は同じように暴力や暴言で返していないか?

4.✅暴れだしたときに子供の言い分に耳を傾けているか?

本日はこの1と2について解説していきたいと思います。

 

 

  【解説】

1.子供はなぜ怒っているのか?を考えてみる

2.✅暴れたり暴力を受けた時にそのまま要求を飲み込んでいないか?

子供が暴れる理由にきっかけがあると思います。

当たり前のことですが、

「怒っている理由を探る」

というのが非常に大事になります。

それを分析すると色ろなことが見えてくる場合があります。

その①  ゲームがやめられなく、親に取り上げられたから暴れた

その② テストの点数のことで親に言われて気に入らなかった

 

 その① ゲームがやめられなく、親に取り上げられたから暴れた

これについて、まずお聞きします。

・ゲームの時間は決まっていますか?

・ゲームの時間をオーバーしたり約束を破った時はどうしていますか?

・ゲーム依存は起こしていませんか?

今の世の中、オンラインゲームが主流です。

友達とオンラインで約束をしてゲームをしたり、

課金をしたりしていますよね。

程よく家でも友達ともトラブルなく過ごせていたらいいのですが、

子供は親の願いと全く裏腹の行動に出ている場合が多いと思います。

お子さんが小さかった頃を思い出してください。

おもちゃを買って欲しくて駄々をこねたというとは

ありませんでしたか??

それと同じ状態です。

おもちゃを与えると子供は、

「しめしめ、こうやって駄々こねると買ってもらえる」

という事を無意識に学習していくのです。

ゲームを取り上げて暴れるのはなぜか??

単純に

「ゲームをしたいから」です。

 では、暴れた時に、暴れたら困るからと

「じゃあ、今日は一日だけOKよ」

この一言が命取りになります。

そして、要求を飲んでもらうために、

子供たちは要求やアクションがどんどん大きくなるのです。

また、他のよくありがちなパターンですが、

親が疲れていて楽をしたいから、

「子供達には今日はゲーム時間を延長してあげよう」

その日の親の気持ちだけでルールを変える

ということをしていませんか?

そして、子供からしたら、

「昨日はよかったのに、今日はなんでだめなの??」

となります。

一貫していないルールは、子供は聞き入れません。

そのためには、

ゲームのルールを明確にして家族で話し合ってから使わせる

ということが大事になります。

そんなことで変わるの?

と思うと思いますが、親の矛盾、子供はよく見ていますからね。

そして、ゲームをやめない子供に向かって

「そんなにやめれないんだったら、もう明日からゲームなしだよ?」

「ゲームを取り上げるよ?」

などと、声をかけているにもかかわらず、

実際にゲームを取り上げていない

ということはありませんか??

言ったことは実行してください。

そうでないと何の効果もありません。

心を鬼にして取り上げないと意味がないのです。

そして、ゲームの時間やルールを守れなかった時は

本当にゲームができないという体感を必ず与えてください。

以上、言葉でいうと簡単ですが、

実行するのはとても大変なことは私も痛いほど経験しています。

また、あまりにもゲームに依存していて

ゲーム障害がある場合は、そのような方法が有効でない可能性がありますが、

基本的なルール作りの構築をお勧めします。

結論

ルールに従って一貫した

子育てをすることで子供を混乱させない

そして、そのルールを夫婦で共有する事も大事になります。

これが子育ての全てだと言っていいほど、需要です。

実はこの当たり前のルール作り

今回のゲームの件だけではなく、子育てすべてにおいて

とても重要になってきます。

※参考※ ◆ルール作りの一例◆

・平日は1時間まで もしくは平日はゲームなし

・週末は1日2時間まで

・課金はしない

・暴力的なゲームはしない

・暴力的な言動がゲームによって増えた場合には使用禁止

・オンライン上でトラブルになったら、1週間ゲーム禁止

※この効果ルール作りの効果、

ゲーム依存、ゲーム障害やスマホトラブルに関する詳しい記事は

今後もっと掘り下げて詳しく書いていきたいと思います。

 (記事完成後、こちらにリンクを貼る予定です)

 その② テストの点数のことで親に言われて気に入らなかった

テストや部活動など、親が熱を入れていたこと、

子供が熱を入れていたこと、頑張っていた事の結果が

思ったよりも良くなかったとき。

あなたはどんな声をかけていますか?

残念な顔を子供に見せていますか?

・なんでもっと頑張れなかったの?

そのような声掛けをしていませんか?

(私は以前はしていました。。。)

中学時代の思春期、体は大人になりつつもあるけれど

やはり子供な面もまだまだあります。

親にはいつまででも甘えたいし、

何より、

否定せずに”認めてほしいという気持ち”

があるのです。

結果を出せなかったことに怒りたくなる気持ちや

やるせなくなる気持ちは親としてわかります。

しかし、これが自分の子供や友人だったらどうですか?

あなたはきっと慰めると思います。

子供でも大人でも

人に認められたい欲求は誰にでもあるのです。

親子関係となるとどうしても

距離感が近くなってしまって

感情がもつれてしまったり、無駄に感情的になってしまい、

怒らなくていいところですぐに

イライラしてしまったりしまうと思います。

しかし、子供というのは

親に認めてほしい気持ちがあるということを忘れないでください。

点数が悪かったとしても、

部活動で結果を出せなかったとしても

「頑張ってきたそれまでの経過」

「今までよく頑張って努力したけど残念だったね」

「結果は残念だったけど、お母さんはうれしいよ」

と受け入れてあげてください。

良い結果を出す イコール 親が喜ぶ

のではなく、

良い結果が出た時も出なかった時も

過程を褒めてあげてください。

そうすることにより、

「失敗しても受け入れてくれる」

という安心感と信頼が生まれてきます。

親子というのは、不思議なもので

すぐに仲直りできるといういい面もあるのですが

こじらせてしまうと

言ってはいけない一言をつい放ってしまい、

お互いに信頼関係が損なわれるのも早いです。

そのような積み重ねが悪循環となり

「私(僕)のことを認めてくれない母親に何を言ってもわかってくれない」

と、反抗的な態度や、自信喪失から自己肯定感が低い子に育ちます。

敏感な子であれば、そこからまたひどい家庭内暴力や

リストカットに進む可能性も潜んでいます。

普段の何気ない声掛けの一つひとつが

子供のネガティブな思い込みや感情が

前向きに変わっていき、安心感が出て心が安定していきます。

わかっていてもなかなかその場面になるとできないことが多いと思いますが、

実際にまず両親が

練習を繰り返して自分の行動、言動パターンを変えていってみてください。

必ず変化があると思います。

【結論】

結果ではなく、子供の過程に着目し、

それまでの努力や頑張りを褒めることで

子供の肯定感が上がる


続きのの記事はこちらからどうぞ ↓↓↓

3.✅子供が暴れた時に親は同じように暴力や暴言で返していないか?

4.✅暴れだしたときに子供の言い分に耳を傾けているか?



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